ピルビン酸エチルは、ピルビン酸をエステル化した製品です。エタノール、エーテルと任意の割合で混和します。反応性に富んでいるため、窒素化合物、アルデヒド、ハロゲン化物、リン化学物等と容易に反応します。このため、多くの化学品の原料として使用されています。
基本情報
包装単位・荷姿
20kg ジェリ缶、200kg ポリドラム、ローリー
特性 (成分情報、物性)
化学名・IUPAC名 | ピルビン酸エチル |
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別名 | 2-オキソプロパン酸エチル |
CAS番号 | 617-35-6 |
化学式 | CH3COCOOC2H5 |
構造式 | |
分子量 | 116.12 |
性状 | 黄色の透明な液体で、特異なにおいがある。 |
比重 | 1.040~1.060 |
沸点 | 148℃ |
引火点 | 50.5℃(タグ密閉式) |
溶解性 | エタノール、トルエンに可溶 |
*ピルビン酸エチルの詳細な有害性情報・物性データは、安全データシート(SDS)をご確認ください。
製品規格
製品の種類
ピルビン酸エチル
製品規格
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主な用途と効果
医薬 | 合成原料、アミノ酸原料 |
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化粧品 | 香料原料 |
工業用途 | 電材用洗浄剤、一般洗浄剤、印刷用溶剤、皮革用洗浄剤、農薬原料 |
ピルビン酸は、生体においては糖質・脂質・アミノ酸などの生化学的合成、代謝に関与している物質です。
ピルビン酸は反応性が高く、医薬、農薬等の合成の基質など、ファインケミカルの重要な中間体として位置づけられています。
また、ピルビン酸ナトリウムは細胞にエネルギーを供給する際、解糖系を経由しないことから、輸液などへの応用も期待されています。
製造開始以来、武蔵野化学研究所では別項の製品保証規格をクリアする高純度のピルビン酸類の製造技術を確立し、昔から末長く、安定供給し続けています。
ピルビン酸および誘導体の利用を検討される折には、まず武蔵野化学研究所にお問い合せください。
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